29歳、F女子大ご出身のB子さんがある日のパーティーにご参加になりました。
美人でほんの少し近寄りがたい雰囲気の方でとてもご自分に自信をお持ちの方でした。
パーティー後、ご入会をお勧めしても「私のように経歴も家庭も容姿も良い女性に会う男性がいらっしゃるのでしょうか?お金を払って結婚相手を探すなんて!」と仰っていらっしゃいました。
こちらからの「いつか思い出していただけることがあったらご連絡くださいね。」という言葉にお返事もいただけないまま颯爽とお帰りになった後姿がなんとなく寂しそうで気になりました。
それから4年ほど経ったある日、33歳になったB子さんが突然ご来社になりました。
相変わらず美しい笑顔のないB子さんが心配になってお話を伺ってみると会社でも「B子さんは僕たちなんか相手にしないでしょう。」と言われ友達にも「いくらでもいるでしょう。」と言われてしまってあれから出会いも交際もなくただ毎日会社とご自宅を往復しているというのです。
「私のように経歴も家柄も容姿も良い女性はどうしたら結婚できるのでしょうか?良すぎて誰も近づいてくれないのです。」と涙を流されたのです。
コンシェルジュ達も何とかお力になりたいと思いましたし、ご本人も強くご入会をご希望でしたので書類を揃えていただきお見合いをしていただく男性をお選びいただきました。
お相手のご家族全員が一流大卒であることや容姿へのこだわりがあるので5名の男性をお選びになる時間は一週間程必要でした。
最初にB子さんがお選びになったのはご年収2000万円以上の33歳から37歳のお医者様や弁護士様でした。
「前途多難」を予感しながらB子さんのお見合い活動が始まりました。
・・・・to be continued