お申し込みいただいた男性をご紹介させていただいた所、N子さんは迷わずにお見合いをご承諾なさいました。
その男性は高卒後、会社員を経て現在はゲーム機の小さな会社を経営なさっているという方でした。
ご立派なご経歴のN子さんは「きっとお断りになるだろう。」と思っていたコンシェルジュはほんの少し驚きながらお見合いの日を迎えました。
お見合い後は交際へと進み交際は順調に進みました。
しばらくしてN子さんから「両親が結婚に反対している。」というお話を伺いました。
・N子さんのご家庭が皆様大学や大学院を出ていらっしゃるのでご家庭やご経歴が釣り合わないということ。
・会社も従業員も数名程の小さな会社でまだ生活が安定していないということ。
・お仕事の内容がゲーム機ということで堅実なお考えのご両親には理解できないということ。
ご両親のお気持ちも充分理解できましたのでコンシェルジュはN子さんとお話し合いをいたしました。
「彼は学歴はないですがとっても尊敬できる方です。お仕事に向かう姿勢、考え方、男性としての生き方、全て私の理想に近い方です。
両親は反対しておりますがどんなに時間がかかっても分かってもらえるまで頑張ります。」
と仰るN子さんの言葉にコンシェルジュは反対する理由もなく困惑するばかりでした。
ご両親からは渋々でしたその男性との交際を続けながらも他の方とお見合いをするという条件付きのご提案をいただきましたので、その男性にもご承諾をいただいた上で少しの間交際を続けることになりました。
その後N子さんはご立派なご経歴の男性数名とお見合いをなさいましたが心惹かれる方はいらっしゃらなかったようです。
・・・・to be continued