お育ちが良すぎて女性のお気持ちを掴むことが苦手なのでしょう。
E男さんと何度もお話し合いをしてご年齢差を5〜6歳くらいまでにしていただくことになりました。
しばらくしてE男さんは33歳の控え目で地味な雰囲気の女性とお見合い、交際へと進みました。3ヶ月ほど経った頃E男さんから「どうしても恋愛感情を持てません。それでも結婚へと進むべきでしょうか?」というご相談をいただきました。
もちろんそのままご結婚へと進めていただく訳にはいきません。
女性は強くご結婚をお望みだったのですがこのお話は白紙に戻りました。
その次にお見合い、交際へと進んだ方は30歳の薬剤師の方でした。
身長168cmのモデルさんのような美しい方でE男さんは大変お喜びになり楽しい交際が続きましたがそれも1ヶ月ほどでピリオドをうちました。
女性から「良い方なのですがどうしても尊敬とか信頼の感情が持てない。」というお返事をいただいてしまったのです。
コンシェルジュ達は悩みました。
そんな時、親交のある静岡の相談室から「26歳のミス○○にどなたか良い方をご紹介ください。」というお話をいただきました。
早速E男さんとのお見合いが設定され嬉しいことに交際へと発展しました。
3度目の銀座でのデートの際、女性は「ブルガリの時計を欲しい。」と仰ったそうです。
E男さんは「彼女とはこれで終わりにしよう。」というお気持ちで10数万円の時計をプレゼントなさったようです。
心優しいE男さんは「可愛そうな方です。僕は問題にするつもりは全く有りません。」と仰っていらっしゃいました。
ミス○○の所属相談室からは丁重なお詫びをいただきましたがその女性は除名となったようです。
お幸せを願ってご入会になった女性はご自分の手でその可能性を絶ってしまったのです。
それでもE男さんはあきらめませんでした。
・・・・to be continued