大学時代はラグビーの選手だったという36歳のお医者様がご入会になりました。
お相手に対するご希望は「28歳までの美人」ということだけでしたので、爽やかなスポーツマンタイプのお医者様には特に難しいお話ではないと思いました。
ご入会後は女性からのお申し込みが殺到して対応に追われておりました。
その中でC男さんは数人の美しい女性をお選びになりました。
お一人目のお見合いのお相手は25歳の慶応大卒の綺麗な方でお父様が大病院の院長様という方でした。
お見合いにはお母様が付き添い、お父様の病院や多大な資産のお話をして下さったのですがその途中、なんと彼が居眠りを始めてしまったのです。
お見合い後、お医者様とのご結婚を強くご希望だったお母様からは「交際希望」の御返事をいただきました。
C男さんからは「ご本人のことが何もわかりませんでした。」という理由で「お断り」のご連絡をいただいてしまいました。
お見合いはご本人同士でお話をなさることから始まります。
ご両親様の介入は男性からはあまり歓迎されないようです。
お二人目のお相手はお医者様の奥様からご紹介いただいた24歳のS女子大卒のお父様が大きな会社を経営なさっているという方でした。事前にご両親様から「開業準備はこちらで致します。資金の心配はありません。」というお話をいただいておりました。
あるホテルのロビーでお待ち合わせをしたのですがお約束の時間が過ぎても女性がお見えになりません。連絡を取ってみるとなんとその女性は30分前から目の前にいらしたのです。
C男さんはお見合い写真とは別人のような女性とお席に着いてお話を始めました。
女性に失礼にならないように何とか1時間お話をつなげたそうですが笑いを堪えるのが大変だったそうです。
お見合い写真というのはもちろんどなたも良く撮れたお写真をお使いになるのですが、ご本人とは分からないようなお写真では交際につながることはないようです。
・・・・to be continued