「ご迷惑をおかけして申し訳ございません。」
という丁重なお詫びの言葉と共にC太郎さんのお見合い活動が再開されました。
どなたとお会いしていただいても女性からは「交際希望」のお返事をいただく方でしたが中々「ピンとくる」方にはお会いできません。
ある日のお見合いのお相手は「ミス○○大学」という美しい方でしたが、
ご結婚に向かうにはいくつかの多くの問題をお持ちの方でしたので、周囲の方もコンシェルジュも手放しでご結婚をお奨め出来ないまま、時間が過ぎておりました。
勿論、C太郎さんご本人も多くのことをお考えになり、悩みお苦しみになったことでしょう。
どうして差し上げることも出来ず、もどかしい気持ちで見守るコンシェルジュにC太郎さんからご連絡がありました。
「色々考えましたが、自分は彼女に強く惹かれております。
何より彼女は優しいです。
結婚した方が良いのでしょうか?
様々な問題は自分の力で乗り越えて行けるかもしれませんから。」
ご自分を納得させるように仰るC太郎さんの言葉にコンシェルジュは返す言葉がありませんでした。
・・・・to be continued