ある日、関西方面の相談室からB美さんへ「お見合い希望」のご連絡をいただきました。
お相手の男性は
代々伝わる莫大な資産を管理する会社を経営するお宅のご長男(会社役員)とのこと。
身上書には「ご成婚の際には結納金として1千万円を支払います。」との記載までありました。
ご立派な方でお写真も優しそうでしたが「結納金の記載」が気になっており、しばらくはB美さんにご紹介するのを躊躇っておりました。
しばらくしてB美さんがサロンにお越しくださった折に
「こんな方もいらっしゃるのですよ。」お話した所、
「お写真も優しそう、会ってみなければ分からないので会ってみようかなあ。」と仰います。
お見合いの日、コンシェルジュたちは
「きっとお金に物を言わせる嫌な男性よね。」等と話しており、まさかこのおい見合いが「交際」に繋がるなどとは夢にも思っておりませんでした。
ところがお見合い後のB美さんは
「本当に穏やかで優しくて偉ぶらない方です。
結納金の件は所属の相談室の方が勝手に書いたようで彼は知らないようです。
運命の方のような気がします。」と嬉しそうに仰います。
勿論ですがお相手の男性からも「交際希望」のお返事をいただき輝く笑顔の中でお二人の交際が始まりました。
・・・・to be continued