◆運命の出会い
もうすぐ新年を迎えようとする頃、28歳の清楚で美しい女性にご入会いただきました。
「私とお会いして下さる男性はいらっしゃるでしょうか?」
と仰る女性は素直で明るく謙虚な方でしたので「きっと多くの男性からご希望いただきますよ。新しい年がお幸せになりますように。」と申し上げて数日・・・。
会社員の方、経営者の方、医師・・・・多くの男性からのお申し込みをいただきました。
女性はその中から3名の方をお選びになりお見合い活動が始まりました。
お二人目にお会いした優秀な公認会計士の方との交際が始まりましたが、コンシェルジュはその交際がご結婚に結びつくとは不覚にも思っておりませんでした。
勿論お相手の男性は明るく誠実で不満などある筈もありませんでしたが、
それ以上に女性はお断りするのが勿体ないほど多くの男性からお見合いのご希望を頂いていたのです。
女性から「ご結婚」のご相談をいただいたのはご入会後1ヵ月半お見合いから1ヶ月程だったでしょうか。
間もなくご両親様へのご挨拶、ご婚約と進みお二人でご婚約のご挨拶にいらした時のことです。
女性が「彼は亡くなった父に良く似ております。」と嬉しそうに仰いました。
「お父様をお好きだったのですね。」と尋ねるコンシェルジュに
「はい、大好きでした。母も喜んでおります。」と・・・。
お幸せは女性を輝かせるのでしょう。
幸せそうなお二人をお見送りしながら
「もしかしたらお父様が出会わせて下さったのかもしれませんね。」と心の中で呟くコンシェルジュでした
・・・・end