お一人目のお見合いのお相手は41歳の都心で動物病院を開業する方でした。
年齢差が気になっておりましたがお見合い後は交際へと続き何度か楽しいデートを重ねたようです。
お約束の日はいつも、男性はホテルの高級レストランを予約して下さり会話も弾み素敵なお時間をお過ごしのようでした。
ところがある日P子さんがお見えになり
「とても誠実で良い方なのですが何度お会いしても毎回お見合いをしているようで気持ちが前に進みません。
もう少しお互いを理解し合えるようなデートをしたいと願うことは贅沢なのでしょうか?
高級なディナーでなくても良いので喜びも悲しみも分かち合える方と出会いたいと思います。
毎日でも会いたいと思える方に出会いたいのです。」と仰います。
何度かP子さんとお話し合いを致しましたが交際を続けることは難しいと判断しなければなりませんでした。
その後数名の方とのお見合いが設定され「お断り」になったり残念ながら先方から「お断り」のお返事をいただいたりする日が続きました。
その間、初めてP子さんにお会いした時のあの素敵な明るい笑顔と優しい心遣いが絶えることはありませんでした。
・・・・to be continued